鋼橋の主な架設工法の種類
橋の架け方には橋の種類や現地の状況に応じて様々な方法があります。
鋼橋架設の代表的な工法について、3D動画を用いてご紹介します。
従来の図面、写真、解説文ではイメージしづらい作業手順等を動画形式にて表し、
視覚から確認出来る様に編集されています。
トラッククレーンベント工法
橋体の組立、架設にトラッククレーンを用いて、桁下にベント設備を設置して架設する工法で最も一般的な架設方法です。
ケーブルクレーンベント工法
橋体の組立、架設、運搬にケーブルクレーンを用いて、桁下にベント設備を設置して架設する架設方法です。
ケーブルエレクション直吊工法
橋体の組立、架設、運搬にケーブルクレーンを用いて、張り渡されたケーブルからハンガーロープにより橋体を吊り下げながら架設する架設方法です。
ケーブルエレクション斜吊工法
橋体の組立、架設、運搬にケーブルクレーンを用いて、鉄塔頂部から斜めに張ったケーブルにより橋体を吊り下げながら架設する架設方法です。
手延式送出し工法
橋体の組立を取付道路上、既設桁上あるいは仮設軌条桁上で組み立て、送り出す桁の先端に手延機を取り付けて、橋軸方向に送り出し架設する工法です。
トラベラクレーンベント工法
橋体の組立て、運搬にケーブルクレーンを用いて桁下にベント設備を設置して架設する工法です。
フローティングクレーン一括架設工法
水上部分にある橋体を大型フローティングクレーンを用いて1径間分のブロックを一括で架設する架設方法です。
多軸式特殊台車による一括架設工法
橋体の一括架設ブロック地組立を近隣の作業ヤードで行い、大型自走台車を使用して一括架設する架設方法です。
本線外からの大型クレーンによる一括架設工法
本外線で橋体を地組立し、大ブロック化した部材を大型クレーンを用いて、本線外・橋台後方等から一括架設する架設工法です。
本線内からの大型クレーンによる一括架設工法
本外線で橋体を地組立し、大ブロック化した部材を架設地点まで大型自走台車で移動して大型クレーンにより本線内から一括架設する架設方法です。
